2008-12-31

2008 天皇杯 準決勝 柏 (エスパ)

 元日決勝へ向けた準決勝として、柏とエスパで対戦した。










 前半、両チームの中盤での攻防が続き、一進一退の展開となる。東京は両サイドからの崩しを狙って行くも決定的な形まで至らない。そこで鈴木達選手が中盤でボールを持つと、ドリブルでゴールを迫るも守備陣が寄せてこないことを見て、ミドルシュート。左隅にゴールして先制した。相手攻撃も塩田選手の好セーブで無失点で前半を折り返す。

 後半、柏は予定通りなのか最初からフランサ選手を投入。ボールを奪うとそこへ入れ、これまで以上にダイレクトプレイで守備が翻弄される。続けて李選手も投入して攻撃力を増し、前線で危険な場面が増えてしまう。そして、ついに同点に追いつかれる。エメルソン選手、石川選手を入れ、攻撃力、スピード力を上げ、勝ち越し点を取りに行くもシュートが枠に行かない。カウンターを食らったところから逆転ゴールを許してしまう。中盤を制覇してCK、FKを獲得するもゴールが遠い。そのままタイムアップを迎えてしまった。

 準決勝、エコパの近県アウェイということもあり、東京から多くの観客が決勝進出を願って出向いた。オフィシャルツアーバスは新記録の20台だったようだ。このゲームで今シーズン終了。城福監督体制での1年目でありながら、非常に楽しませてくれたシーズンであった。この体制を維持して来季はもっと楽しいゲーム、素晴らしい結果を期待したい。


結果 1-2(1-0)
得点:赤嶺(PK)、赤嶺

2008-12-22

2008 天皇杯 準々決勝 清水 (ユアスタ)

 リーグ戦を終えて2週間、残りは天皇杯となり準々決勝は今季4戦勝ちなしの清水と仙台にて対戦。










 前半、清水の早いパス回しで攻めてくるところを中盤とDF陣で対応をする。少々遅れるとシュートを狙われるも球際で詰めていることもあり決定機にはされないでいた。しかし、崩されてPKエリア内でのもみ合いの中、佐原選手がハンドの反則を取られPKを与えてしまう。GK塩田選手が同方向に反応するも止められず先制を許す。何回か決定機を迎えたり、得点を感じさせる連続攻撃するも得点まで届かず、前半終了。

 後半、交代なしで開始。前半から良い動きを見せていた鈴木達選手が右を責め上がりPKエリア内へドリブル、相手DFがしたかなく足を出しPK獲得。誰が蹴るのかと思っていると、赤嶺選手が見事に決めて動転とする。リスタート後、良いムードが続く、今度は左サイドの長友選手がえぐり、クロスを上げるとファーサイドで待つ鈴木達選手へ、ゴール前にノートラップするとそこにいた赤嶺選手がためらわず豪快にシュート、GKも対応に間に合わず逆転ゴール。その後も近藤選手、藤山選手、平山選手を投入して守ることなく、相手が攻撃に来たところからのカウンターを狙っていき押されることなく時間が経過する。ロスタイム4分。清水の最後のCKではGKまで上がって攻撃されるも塩田選手を中心に守りきり試合終了となった。

 FC東京になってはじめてのベスト4進出。次の準決勝はエコパスタジアムにて柏と対戦。リーグ戦では1勝1敗であるが、フランサ、ただなりと元気な選手が怖い。しかし、ここまで来たら決勝進出で元日国立、優勝してACL出場しかないでしょう。

 光のページェントもなかなかのものでした。



結果 1-2(1-0)
得点:赤嶺(PK)、赤嶺

2008-12-08

2008 J34 千葉 (フクアリ)

 早いものでリーグ最終戦。降格崖っぷちの千葉との対戦。










 開門前からフクアリの周辺は何か異常な雰囲気を感じた。すべてのチケット完売を感じさせていた。

 試合前、東京のアウェイゴール裏は良いムードに包まれ、アウェイコーナーは勿論やメイン、バックにも青赤の観客が目立つ。お祭り気分をウェーブで表現するも千葉の皆さんには受け入れてもらえなかった。

 前半、千葉が飛ばしてくると思いきやそうでもない。互いに中盤でのチェックが厳しく、カウンターを狙うような展開。塩田選手を中心にDF陣が見事にケアしていく。30分を越えた頃、CKをカボレが高いヘディングシュートがゴールして先制。

 後半、相手のボールチェックが厳しくなるも立ち上がりすぐに長友選手が打ちに切り込みミドルシュート。勢いだけでなくコースが良くゴール。2点リードとなりゴール裏はお祭り状態。千葉立て続けに2選手を入れ替えるとカウンター狙いが明確になっていき1失点。続けて、逃げ切り狙いを見透かされたかのようにカウンターされ同点に追いつかれる。嫌なムードが続けられついに今野選手がペナルティエリアでファールしてしまいPKを献上して逆転される。大竹選手、近藤選手、平山選手を投入するも建て直しできずさらに失点。15分間の悪夢の逆転劇を食らってしまった。

 磐田、緑蟲が敗れた結果がスタジアムに流れ、千葉の残留が決定した。東京ゴール裏からも拍手が送られた。最終戦を飾れなかった東京の順位は第6位。どうにか賞金圏内でリーグが終了した。





 今シーズンは出直しの1年目だから開幕頃には中位キープで良いと思っていたが、予想を裏切るようなできであり、来季以降に期待できるシーズンであった。あとは天皇杯だ…。


結果 4-2(0-1)
得点:カボレ、長友
成績:16勝11敗7分 [△◎△×◎◎◎×◎◎××◎△××△△△◎××◎◎◎◎◎××◎◎△◎×]
勝点:55
順位:6位
得点ランキング:
12 赤嶺
11 カボレ
4 今野、大竹
3 エメルソン、長友
2 オウンゴール、佐原、平山
1 吉本、羽生、梶山、徳永

2008-12-01

2008 J33 新潟 (味スタ)

 早いものでホーム最終戦。残留争い中の新潟を迎えた。










 前半、エメルソン選手をはじめにパスミスがめだち、そこからカウンターを食らう場面が多々あったが、塩田選手が好セーブを連発して無失点に抑える。攻撃は、長友選手と石川選手が右サイドを崩す場面があったが決定機までには至らなかった。

 後半、最初から大竹選手を投入。中盤で積極的にボールチェックして流れを呼び寄せる。前半には見られなかったミドルシュートを今野選手、大竹選手が狙うようになる。CKのチャンスが増えてきた。そして、鈴木(達)選手、赤嶺選手を投入。前がかりになり相手のカウンターを食らうもDF陣とGKで耐える。カボレ選手が絡んで左サイドから崩しだす。獲得したCKを大竹選手が精度の良いボールを入れると、一人離れていた赤嶺選手にピタリと合い、基本通りにGK前にバウンドするヘディングシュートが見事に決まり決勝ゴール。ロスタイムと合わせて15分ほどを耐え抜く久しぶりのホーム最終戦の勝利となった。

 3万5千を超える観客でとても雰囲気が良い中で、試合終了後に城副監督からの挨拶。これがまた熱い気持ちを感じさせるメッセージであった。一つでも上位を目指してリーグ最終戦が楽しみとなった。

結果 1-0(0-0)
得点:赤嶺
成績:16勝10敗7分 [△◎△×◎◎◎×◎◎××◎△××△△△◎××◎◎◎◎◎××◎◎△◎
勝点:55
順位:5位
得点ランキング:
12 赤嶺
10 カボレ
4 今野、大竹
3 エメルソン
2 オウンゴール、佐原、長友、平山
1 吉本、羽生、梶山、徳永